
このフライヤーをどうやって作ったか
6/1 谷町5丁目のジャズバーグラバー邸でのGig。
tp. Andrew McAnsh
ba. Thomas Posner
Drs. Ian Wright
Pf. 広江彩子
このフライヤーをどう作ったかというのを備忘録的に書きます。
私はデザイナーではありません。はっきり言ってデザインセンスがありません。フォトショも使えません。
でもこれは結構簡単に作りました。
今回は「Canva」というWebサービスと「バナープラス」というWindows用のソフト、の両方を使いました。
フライヤー作成において、「Canva」と「バナープラス」はそれぞれのメリットとデメリットを補完し合うと思います。
Canvaは海外サービスなのでとにかく日本語テキストを扱うには向いていない。
でも直観的に簡単に、ポスターをデザインするには素晴らしいービスです。
そして基本的に無料で使えます。
一方、バナープラスは実は「バナー作成に特化した」ソフトなので、
フライヤーのようなA4サイズ、大きな画像を扱うにはあまり向いていません。
でも日本のソフトなのでもちろん日本語を扱うのが前提、そして、
文字間の微妙な「詰め」とか「間を開ける」のが簡単にできます。これによって見栄えが全然違ってきます。
もちろんバナープラスのいいところはこれだけではありませんが。(今回は結構もったいない使い方をしているかもしれません・・)
おしゃれな画像デザインが、無料でWeb上でできるサービス・Canva
すごく簡単におしゃれでイカした画像、ポスター、フライヤー、はがき、そのような画像デザインが簡単にできちゃうのがCanvaです。
しかも基本的には無料で、すべてブラウザ上で操作します。
海外のサービスなので、日本語対応はありません。(これからあるかな?)
Canvaのいい所、悪い所
いい所
- Web上で誰でも使える
- 基本的に無料
- テンプレートが結構ある
- 欧文字のみデザインフォントが結構ある
- 操作が簡単
- 作ったものがプロジェクトファイルとして残る
- 無料でPDF、PNGなどの一般的な画像ファイル形式に変換、ダウンロードできる
悪い所
- やっぱりちょっと重い(動作が遅い)
- 日本語対応していないので、操作に抵抗あるひともいるかも
- 欧文字フォントしかないので、日本語はあまり使えないと思ったほうがいい
- 思ったより、無料で使える素材が少ない。素敵な素材はやっぱり有料
最後のは悪い所というか、これだけいい所があるのだから当然受け入れるべき部分ですね。
早速Canvaで作業する
さて、サインアップします。
すぐサインアップしたいなら、別にCanvaから投稿などはされないようので、Facebookログインでもいいかもしれません。
ここで、作りたいもののカテゴリを選びます。サイズを自動で設定してプロジェクトファイルを用意してくれるので楽ちんです。
今回はもちろん「ポスター」を選びます。
左サイドにたくさんテンプレートがあります。テンプレートを選んでクリックすると、真ん中の作業画面に大きく表示されます。
今回はこの美しい女性の写真がたくさんは載っているテンプレートを使います。
この女性たちの写真はCanvaの有料素材です。(見たらわかりますが)
さらに真ん中のつぶつぶの丸い画像も有料素材です。透かしが入っていますね。
たまに透かしが入ったままのものをアップしてしまってる方もいますが、違法ですYO。
写真は差し替えるので、全部削除します。枠を残すと、この六角形の枠に自分の素材を当てはめることができますが、
今回は枠ごと削除します。(手持ちの写真がうまくこの六角形枠にはまらなかったので)
写真画像をクリックすると、ゴミ箱アイコン=削除メニューがでてくるのでちょいちょいです。
写真を全部削除したらわかりますが、真ん中のつぶつぶの丸い画像には、白くて透明度のある別の画像が重ねてありました。
これが使いたいので残します。そしてこれは無料素材です。
それから自分たちの写真を配置します。エクスプローラーからドラッグ&ドロップでOK。
左サイドバーのUPLOADタブにアップロードしたものがでてきます。
それからさっきの半透明な丸の画像を重ねます。ちょっとスポットライト的で柔らかな雰囲気になるように、丸の画像の透明度を調整します。クリックで「transparency」のメニューがでてくるのでそれで調整します。
調整したらこの画像を選んだ状態でコピー&ペーストで量産できます。適当に重ねたりしました。
それから次はミュージシャンの名前の文字です。
左サイドバーのT(TEXT)をクリックするとテキストメニューがずらずらでてくるので、FREEのマークがついていて、適当なものを選んでクリックします。
メニューのまるい所やテキストを適当にカチカチしてると、思い通りに文字の色やフレームの色を変更できます。
こんなかんじで他の3枚の写真にも同様の加工をします。ちなみに上のメニューの「Back」というメニューで画像の重なり順を変更できます。
直観的に作業できるのが最高です。よく考えて作られていると思います。
次の記事で残りの作業、「バナープラス」での作業を書きます
このフライヤーの真ん中の日時や場所を書いたテキストは、バナープラスで文字だけの画像を作って、
Canvaで貼付けています。
次の記事でこのフライヤーは完成します。
ちなみにCanvaのこのテンプレート、たいしてテンプレートとして使っていないように見えますが、
このテンプレートをみて、こんなふうにしようとインスピレーションをもらいました。
真ん中の丸い画像に白い透明度のある画像を重ねているところなど。
このテンプレートの六角形、かっこいいので、機会あれば六角形のまま使いたいです。