
フライヤーの文字の部分の作り方
前回記事では、CanvaというWebサービスを使って、画像などをいいかんじに配置して、ミュージシャン名を入れるところまで解説しました。
次はこの、会場や日時の文字の部分です。
Canvaでは日本語はほぼ使えない(海外サービスだから)ため、文字の部分は
バナープラスというソフトで作りました。
このソフトは、サイトで使用するバナーを作成するのに特化したソフトなのですが、簡単でとても使いやすいです。
プロっぽいバナーを作るのに必要な機能は全部あります。
もともとフォトショップを使えない私にはちょうどいいです。
このソフトは、フォトショップやイラストレーターを使ったことないひと、使えないひと、普段WordやExcelや、ブラウザの画像作成サービスを使っているにこそ、重宝すると思います。
このフライヤーでは、赤枠で囲まれた文字部分をそれぞれバナープラスで画像として作り、あとでその画像をCanvaでアップロードし、貼り付けています。
今回のフライヤー作成では、バナープラスでは「文字配置の機能」しか使っていません。
かなりもったいない使い方をしております・・・。
バナープラスのキホン
バナープラスでの画像の作り方はシンプルで簡単です。
- STEP1 画像サイズを決める
- STEP2 画像を配置
- STEP3 文字を配置
- STEP4 出力する
こういうふうに作れるようにソフトが誘導してくれます。
今回作る画像には、「文字」しか配置しないので、STEP2を飛ばします。
バナープラスで文字の部分をいいかんじに作る
1.画像サイズを決める
バナープラスを起動して、適当にキャンバスサイズを設定します。
背景が透明な画像とするために、「透明度」を100%に設定しておきます。
この透過背景にする方法、とっても重宝します。
2. 文字配置する
文字を配置します。
- STEP3文字設定メニューへ
- 新規追加する
- 文字を入力する
- フォントを設定する
- サイズを変更する
- 文字タイプを選ぶ
さきほどプロっぽいバナーを作ることができるソフト、と書きましたが、その理由のひとつがこの、装飾文字の種類の多さです。
今回は私はちょっと周りが光ったように白くなっているタイプのを使っています。
自分のPCにインストールされているフォントと、この文字装飾を組み合わせられる、と考えると、文字の種類は無限大です。
それで、バナープラスのもうひとつのプロっぽく作れる機能が
文字間調整。
これとこれ、文字間が違います。
上のほうがふいじフォントでそのまま入力したもの。
下のほうは字によって違う「まのび間」を詰めたり、広げたり、バナープラスで調整したものです。
文字間調整をすることで、印象がかなり変わってきます。
バナープラスでは、こんなかんじで矢印マークをクリックするだけで、具合を見ながら簡単に調整できます。
普通のフォントでも、フライヤーの画像のように、日時などの数字や、アルファベットと日本語が混ざっている文言では、
この文字間調整をするのとしないのでは、印象がかなり違います。
WordやExcelではもちろんこんなことはできません。
3.画像を出力する
調整し終わったら出力します。
PNG、JPG、GIFから選んで出力できます。
あとは同じようにもうひとつの部分も、別画像としてバナープラスで作り、Canvaに戻ってアップロードしたら
フライヤーは完成です。
おわりに
バナープラスは一度使い始めると、手放せない存在です。
今回は文字の部分にだけフォーカスしましたが、
STEP2の画像編集のところでも、直感的にかなりいろいろなことができますし、含まれる画像素材は4400種類!
こちらもCanvaとバナープラスの合わせ技で作っています。
フライヤーやちらしを作る際に、少しでも参考になると嬉しいです。